葉酸の種類と違い
葉酸は水溶性ビタミンB群の栄養素で、赤ちゃんとママにとって非常に重要な役割を担っております。
水溶性のビタミンで体内では蓄積されづらいため。サプリメントから葉酸を補うことが必要不可欠です。
このため、厚生労働省も食品以外からの葉酸摂取を推奨しております。
葉酸のサプリメントで使用する葉酸には、「天然葉酸(食事性葉酸)」(ポリグルタミン酸型葉酸)と「合成葉酸」(モノグルタミン酸型葉酸)の2種類あります。
■ポリグルタミン酸型(天然葉酸)
野菜などに含まれている自然界に存在する葉酸で、野菜や果物、レバーなど自然界に存在しており、他の成分はあまり配合できません。
食品から摂取した場合は、消化の過程でモノグルタミン酸に変化して吸収されます。
吸収率は、モノグルタミンの半分です。また、1粒内の葉酸の割合は、食事と同じ形で吸収率が低いため、多く配合する必要があります。
■モノグルタミン酸型(合成葉酸)
体内に吸収される前段階の葉酸で、人工的に作られます。
吸収率が良いため、多くのサプリや健康食品が採用しており、他の成分を多く配合することができます。
吸収率はポリグルタミンの2倍です。
また、1粒内の葉酸の割合は、吸収率が高いため少なく配合することができます。
合成葉酸の問題点としては、これまでは吸収率の高い合成葉酸が主流でしたが、過剰摂取になりやすく、ママや赤ちゃんへの悪影響が問題となっております。
また、日本人の多くは、合成葉酸を代謝・活用できない体質ということも明らかになっております。