ワキガのセルフチェック法

ワキガ(腋臭症)かどうかを判断するための明確な基準はありません。

ニオイという曖昧なものだけに、なかなか「自分はワキガだ」と判断するのは難しいものです。

簡単にできるセルフチェックの方法としては、

■耳垢が湿っており、かつ耳毛が多く生えている

外耳道にはエクリン汗腺が存在しません。

このため、耳垢に湿り気があるのは、アポクリン汗腺から分泌された汗による可能性が高いです。

外耳道にアポクリン汗腺があると腋の下にも数多くアポクリン汗腺があるケースがほとんどです。

また、アポクリン汗腺は毛包の中にあるため、耳垢が湿っていてかつ外耳道に毛が多ければ、アポクリン汗腺がある=ワキガであると考えられます。

■下着やTシャツなど、腋に触れる衣類に色がつく

ワキガでない人の腋汗の色は透明です。

これは、エクリン汗腺から分泌される汗には、水と微量の塩がその大部分を占めているためです。

これに対して、ワキガの人の腋にはアポクリン汗腺が多くあるため、アポクリン汗が大量に分泌されます。

アポクリン汗には、たんぱく質、脂質、糖質、鉄分、アンモニアなどといった様々な物質を含み、これが腋に触れる衣類に黄ばみを残します。

■肉類などの高カロリー&高脂肪な食品をよく食べる

肉など高カロリー・高脂肪の食品を必要以上に摂取すると、皮下脂肪がつきやすくなります。

この脂肪がアポクリン汗腺や皮脂腺の活動を促し、その結果にワキガを引き起こします。

■家族など周りの人から腋のニオイを指摘された

ワキのオイはデリケートな問題です。

このため、他人だとなかなか伝えづらいため、家族など近しい人に聞いてみるといいでしょう。

また、身内にワキガの人がいたり、体毛が濃かったりする場合も、ワキガである可能性が高くなります。

 

サイトマップ