ワキガとは?
ワキガは決して珍しい症状ではないことから、たいていの人はその名を耳にしたことがあるでしょう。
しかし、中には「体臭が強い」=「ワキガ」と勘違いしているケースも多くみられます。
ワキガという名称は、腋(ワキ)の下(ガ)で発生するニオイであることに由来しております。
医学的には「腋臭症」や「アポクリン臭汗症」と呼ばれています。
ワキガをそのまま放置していても、体調を害するとか、悪化したりすることはありません。
私たちの体には汗を分泌する組織「汗腺」があります。
そして、この汗腺には、「エクリン汗腺」と「アポクリン汗腺」の2つの種類あります。
ワキガの主な原因は、このうちのアポクリン汗腺から分泌される汗です。
ワキガは誰でも起こるものではなく、このアポクリン汗腺の数が多い人などに発生します。
ワキガには独特なニオイがあります。
よく例えられるは「スパイスのような鼻にツンとくるニオイ」や「硫黄のようなニオイ」などです。