ワキガ発症の原因と症状

日本人では、約10人に1人の割合でワキガが発症すると言われています。

では、ワキガを発症する人と発症しない人とでは、どんな違いがあるのでしょうか?

■ワキガを発症する主な要因は、

●遺伝によるもの

アポクリン汗腺の分泌量や質は遺伝子によって決まります。

このため、両親がワキガだと子供も発症する可能性が高くなります。

どちらか一方の親だけより、両親ともにであれば、より高い確率での遺伝が認められています。

●性ホルモンの作用によるもの

性ホルモンには、アポクリン汗腺の働きを活発にする作用があります。

赤ちゃんの頃からアポクリン汗腺はありますが、思春期までは、ワキガの症状が見られないことが多いです。

それ以降は、性ホルモンが分泌されて活発に働くようになりワキガを発症します。

なお、女性の場合は、妊娠や出産、月経などの性ホルモンの影響を強く受ける期間に、一時的にワキガの症状が出る場合もあります。

●生活習慣の乱れによるもの

野菜や魚をほとんど摂らないなど食生活の乱れ、過度な飲酒や喫煙の習慣、ストレスに悩まされている、こうした生活習慣の乱れも、ワキガを発症する原因になります。

■症状としては、

●ワキを上げてもいないのに強いニオイを感じられる。

●夏場や運動後など、汗をかいた状況での症状が目立ちます。

 

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