水素結合水とは

水素結合水の学術名称は「水素含有水」で、元素記号はH4Oです。

その名前の通り、H2Oである水とH2である水素が、気体のまま融存された水素を含んだ抗酸化飲料水です。

人間は酸素を消費することによって生命維持のエネルギーを得ておりますが、その際に、酸素の一部が、「活性酸素」と呼ばれる非常に反応性が高い状態に変換されることがあります。

この活性酸素には4種類ありますが、その内2種類は、細胞に損傷を与える有害なもので「悪玉活性酸素」とか「フリーラジカル」と呼ばれております。

人間の身体の各組織には、「抗酸化酵素」と呼ばれる活性酸素・フリーラジカルを除去・分解して無害にしてしまう酵素が存在していますが、これらの酵素で分解しきれない余分な活性酸素は、癌や生活習慣病、老化などの様々な病気の原因になると言われております。

抗酸化酵素以外で活性酸素を除去する「抗酸化物質」には、ビタミンC、ビタミンE、ベータ・カロチン、ビタミンA、グルタチオンなどがあります。

喫煙によって病気のリスクが増すのは、活性酸素が増加することが大きな原因ですが、同時に、ビタミンCも大量に消費するためにメラニンが抑制できず、これが、シミやくすみなど肌のトラブルを引き起こします。

酵素やビタミン以外で活性酸素を除去する方法として、今大変注目され急速に広まっているのが、水素水に代表される、水素の還元力を使う方法です。

水素を体内に取り込む手段として、最も速く効果的に浸透させる方法が、水素を豊富に含む水、つまり水素水を飲むことで、既に様々な製品が商品化されており、水素水には、ミネラルウォーターに比べても、約150万倍という水素を含んでいると言われています。

ただ、注意しなければならないのは、多少の嘘でも儲かれさえすれば良いというインチキ商品も混在していますので、全ての商品情報をそのまま信用して鵜呑みにしないことも大切です。

逆に、インチキ商品が一つ見つかったから、全ての水素水は怪しいと即断するのも間違いで、定量的な数字を基にして冷静に良し悪しを判断することが大切です。

 

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