水道水について

水道水とは水道業者が行う水道供給水のことです。

日本ではどの家庭でも取り付けられており、蛇口を捻れば綺麗な水が流れてきます。

一昔前であれば、水を店で買うことなど全く不用でした。

しかし、今日では、環境汚染や水道管の老朽化などに伴って、水道水も決して安全な飲み水とはいえなくなってきております。

特に、マンションなどでは貯水タンクに問題がある場合は、そのまま飲むは考えものです。

また、消毒によって、原水に含まれている殆どの物質は最終的には取り除かれますが、塩素だけは残ります。

これも、身体には害のないように取り扱われていますが、元々、身体に良いものでないことも確かなのです。

こうした不安があるからこそ、浄水器やミネラルウォーターなどが普及し、水は買って飲むのが常識になったと言えるでのしょう。

塩素は水の中の有機物と化学反応を起こすと、トリハロメタンという物質をつくりだす危険性があります。

このトリハロメタンを大量に飲むと、中枢機能低下、肝臓障害、腎臓障害などを起こしてしまい、さらには催、奇形性、発ガン性という事態をもたらすとも言われております。

そうは言っても、塩素が含まれていない水道水はもっと危険ですから、塩素は使わざるを得ません。

水道水は沸騰させると身体に害はないと言われていますが、トリハロメタンという物質は沸騰するまでの間に化学変化を起こし、物質量が次第に増えて沸騰でピークに達するという、ある意味逆の効果を引き起こしてしまいます。

しかし、沸騰を4∼5分続けると無くなるという報告もありますので、沸騰したらすぐに止めるということは、この観点からすれば危険な行為です。

沸騰しても、そのまま4∼5分は沸騰を続けることで、ようやく、安心して飲める水道水が作れることになるのです。

 

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