バストの構造と役割

バストは大きく分けて乳腺と乳房脂肪体で形成されており、9割が脂肪で、1割が乳腺です。

乳腺は母乳を分泌させるための器官で、脂肪はその器官を守るために存在しています。

母乳は赤ちゃんの栄養源として非常に重要な役割を担っています。

このため、胸の脂肪は他の部分と比べてタップリと付くようになっているのです。

ちなみに、お腹やお尻に脂肪がつきやすいのも子宮を守るためです。

このように、女性の身体は、子供を生み育てるために全体的に皮下脂肪が多く、特に重要な組織(乳腺と子宮)周辺は、よりたくさんの皮下脂肪で守られているのです。

バストは胸に位置していますが、この胸の近くの内蔵に、心臓や肺があります。

これらを守るために胸郭という、カゴのような構造をしている骨格が存在しています。

胸郭は、脊柱という大きな柱から、12個の胸椎と、24個の助骨と、1個の胸骨によって繋がっています。

この骨組みが、バストを支える土台の一つとしての役割を担っています。

この胸郭を支えるように、大胸筋や小胸筋、肩甲骨周辺の筋肉(左右合わせて34個ある)が存在していて、それぞれの筋肉が上下左右に引き合う事で、バストは安定して立体的なふくらみを維持する事ができるのです。

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