資産運用の必要性

資産運用は、貯蓄や投資によって効率的に資産を増やしていくことですが、その中には、リスクが高い投資方法もあれば、元本確保した資産運用方法もあります。

このため、上手くいけばある程度の収入が得られる半面、失敗すれば投資した金額(元本)を毀損してしまう可能性があります。

資産運用には、多かれ少なかれこうしたリスクがあるにもかかわらず、なぜ多くの方が資産運用を始めていくのでしょうか?

まず挙げられるのが、低金利時代の今日では、預金しているだけでは資産はあまり増えないことがあります。

銀行預金は預金保険制度によって、1,000万円まで元本保証がされているため、資産運用の中では安全性は高いものがあります。

しかし、銀行で普通貯金をしても、金利は0.001%程度しかありません。これでは、100万円預けたとしても、1年では僅か10円しか増えないことになります。

これでは、銀行預金だけで資産は増やすことは期待できません。

また、少子高齢化時代を迎え、今後、年金だけでは充実した老後生活が送れない可能性が高いことがあります。

年金には、主に厚生年金と国民年金があり、これによって、支給開始の年齢以降に一定金額を毎月受け取ることが出来ます。

このお金は、老後の生活費などに充てられることになりますが、平成26年の厚生年金受給者の平均年金額は14万4,886円でした。

老後は病気などのリスクが高くなり、それに伴って医療費も増えていきます。

このため、この年金の金額だけでは充実した老後生活が送れないと、不安になる方もいることでしょう。

さらに、今後は、年金支給年齢の引き上げや、支給額が減っていく可能性があることから、年金に全面的に依存するのではなく、老後の生活費を若いうちから貯めておくために、資産運用の必要性が益々大きくなっているのです。

 

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