インソールの種類と用途
インソールとは、中底の上に敷かれた、取り出せる中敷きを言います。
かっては、靴の一つのパーツ程度の認識しかなく、サイズ調整用、消臭目的、防寒目的のものが一般的でした。
しかし、近年では、靴を自分の足によりフィットさせるための一つのカテゴリーとして確立されており、足とのフィット性、着地衝撃の吸収性、足のアライメントの矯正などの機能性を備えて、履き心地やスポーツ性能を高めた機能性インソールが販売されています。
サイズ調整用は、大きいサイズの靴や左右で足の大きさが違う場合の調整に使います。
消臭用は、消臭効果のある活性炭や、抗菌作用のある銀イオンなどを使って消臭対策を行うものです。
防寒用は、ウールやボア素材によって、寒い冬の足元を少しでも暖かくしたい場合にも使われます。
シューズ内の熱を逃がさない仕組みになっています。
足とのフィット性、着地衝撃の吸収性、足のアライメントの矯正などの機能性を備えたインソール衝撃吸収用は、低反発材などを使って靴底から伝わる衝撃をインソールで吸収しようとするものです。
スポーツ用は、足へのフィット感と衝撃吸収、反発性能などを重視しており、動きやすい上に、腰や膝などへの負担を軽減してくれます。
外反母趾・扁平足用は、医療サポート用途で、これらの進行を抑えるための矯正をすることを目的としております。