副業のデメリット
本業での仕事に加えて副業の仕事をこなすため、本業の8時間にプラスした時間が必要です。
例えば、副業に2時間費やすと労働時間は10時間になります。
また、本業が8時間で終わらず、残業等が加われば労働時間は更に長くなります。
このように副業に何時間費やすかによりますが、本業の時間を加えればそれだけ労働時間が長くなり、より一層過重労働となりがちで、場合によっては過労死の心配もしなけばならなくなるでしょう
本業の企業側としては、本人がどの程度副業に時間を費やしているかは把握しづらいため、健康管理が適正に行われなくなる可能性があります。
このため、副業をする本人自身が十分に健康管理を行う必要があります。
健康状態に問題が生じるほどではないにしても、程度の差こそあれ疲労が溜まるため、本業・副業ともパフォーマンスが落ちて、生産性を低下させてしまうケースもあるでしょう。
また、基本的なルールを確認することなく副業を始めてしまうと、競業や情報漏洩などの観点から本業の会社側とトラブルに発展することもあり得ます。
会社員が副業を開始して年20万円以上の収入があると確定申告が必要になるなど、手続き面で自己管理が必要となるため経理管理面での負担が大きくなります。