ドラレコのタイプは?
市販されているドラレコは「1カメラ型」「2カメラ型」「360度カメラ型」の3タイプあります。
「1カメラ型」は1台のカメラで前方のみを撮影するもので、ドラレコの基本形です。
取り付けは、電源をシガーライターソケットから取るのであれば、誰でも簡単に行えます。
カメラのアングル設定は、大半のドラレコがモニターを備えているため、作業自体は初心者でも10分もあればできます。
「2カメラ型」は「1カメラ型」の本体にプラスして、「リア用」あるいは「車内用カメラ」を組み合わせるものです。
「車内用カメラ」は主としてタクシーなどでの用途に使われてあり、一般ユーザーは「リア用カメラ」を組み合わせる場合がほとんどです。
このため、カー用品店で販売されている製品は「フロント+リアカメラ」の組み合わせが中心となります。
「リア用カメラ」は、後続車の監視に使うことができることから、「あおり運転」に対して有効なため、人気が高いのですが、取り付けに手間がかかります。
リアウインドウ付近に取り付け、そこからフロントに取り付けた本体までケーブルを引き回す必要があります。
そのためには、ルーフをある程度まで剥がして通す必要があるため、作業に自信がない場合は、購入店に依頼することになります。
「360度型」は、1台のカメラで周囲すべてを撮影することができますが、カメラを取り付けた位置を中心に撮影するため、フロントウインドウに取り付けた場合は、後方を撮影することが難しくなります。
特に、ミニバンのような室内長が長い車だと、後方撮影はあまり期待できません。
その一方で、前方と左右の撮影は可能なので、「1カメラ型」や「2カメラ型」では不可能な左右の状況も記録できるのは大きなメリットでしょう。
取り付け方法は「1カメラ型」と基本的に同じです。