下着の正しい洗濯法
下着を洗う前には、まず絵表示をチェックしましょう。下着には必ず扱い方を示したタグが付いていますので、どんな洗い方・絞り方・干し方が適しているのかを確認することができます。
また、着用中にほころびているかもしれません。ほつれたまま洗濯すると、さらにほつれが大きくなってしまいますので、洗濯前には必ず点検し、ほころびやほつれを修理してから洗濯しましょう。
洗濯をする際は、色物や素材を分けて行います。濃い色のものは、染料の性質上、最初の2∼3回の洗濯時までは若干色落ちすることがあります。
また、白ものに含まれる蛍光剤が、他のものに付着する場合がありますので注意が必要です。
着用した下着は、なるべく早めに洗濯をしましょう。長時間そのまま放置しておくとカビの原因にもなります。
シルクやウール、あいは、特に大切にしているランジェリーなどは中性洗剤を使用します。
酵素入り洗剤だと、シルクやウールのタンパク質系繊維を傷めてしまうので絶対に避けましょう。
綿、麻、合繊などの下着は弱アルカリ性の洗剤で洗います。しかし、弱アルカリ性洗剤の多くは蛍光剤が入っていますので、色のついている下着を蛍光剤入りで洗うと、色合いが変わってしまいますので、必ず蛍光剤が入っていない洗剤をご使用しましょう。
ショーツのクロッチ部分やソックスのかかと・インナーの首回りなど、汚れのひどいところは、前もって手洗いしておくと汚れがよく落ち、しかも、生地の傷みが少なくなります。
洗濯物を入れる前に洗剤は完全に溶かしておきましょう。
洗濯物を入れた後で洗剤を入れると蛍光剤が部分的に付着して、変色の原因にもなりかねません。