フィルムカメラの買取相場は

今や、フィルム式の一眼レフカメラは、捨て値同然で投げ売りされていますが、その中でも、高価買取りされているフィルム式カメラもあります。

■ドイツやフランスなどの戦前の中盤蛇腹カメラ

スーパーイコンタ、アメリカの単玉レンズと呼ばれるコダックのベストポケット(ベス単)などは、蛇腹の程度が良ければ1万∼8万円ほどで取引きされています。

国産は余り価値ありませんが、コニカパールなどはUやVも含め高騰しています。

また、同じ蛇腹でも、古いだけでは価値がなく、特定のメーカーで現存してない場合は、非常に価値があります。

■ハーフサイズフィルムコンパクトカメラ

最高額なのはオリンパスPEN Wです。

これは、有名写真家が愛用していたのと、当時としては珍しいコンパクトカメラなのに、ブラックボディというところで希少性が大変高いからです。

■レンジファインダー

ニコンの戦前ものが高騰しており、反対にライカは下落しています。

富士フィルムのプロユース中型カメラは、買取価格は安いのですが、機種によっては年々価格が上がっています。

他にはファクトレンダー、小型ではソビエト時代のライカのコピー、ゾルキーなども人気が上がってきています。

また、近年のカメラ女子のブームで、フィルム式カメラの人気が上がり、現在、安定して売れているのも影響しているようです。

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