妊娠線対策
お腹の中の赤ちゃんが成長するに従い、妊婦さんのお腹はそれに比例してどんどん大きくなって行きます。
妊娠線は大半が妊娠後期に出てくるものですが、1度できてしまった妊娠線は、産後目立たなくはなるものの、決して消えることはありません。
妊娠線が出やすい時期は、妊娠初期以降、あるいは、つわりの時期が終わり、食欲が急激に増加するのに比例して体重が増加する頃に出始めます。
妊娠線(赤い線)は、少し見えにくい下腹部だけでなく、乳房や太ももにも出ることがあります。
乳房にできる妊娠線は、乳輪を中心に放射状に現れやすく、太ももも同様に放射線状になります。
皮下脂肪などが厚い妊婦さんだと、皮下組織の弾力性がなくなるので妊娠線が出やすく、また、小柄でおなかが突き出やすい妊婦さんは、双胎の場合や経産婦にも出やすいといわれています。
このように、妊娠線は一度できてしまうと一生消えることはありませんので、出来ることなら作りたくないですね。
妊娠線を予防するためには、バランスの良い食事を心掛けると共に、カロリーの高い食べ物は控えましょう。
また、体重増加は8kg∼10kg程度に抑えながら、妊娠線専用クリームなどで肌を柔軟に保つことが大切です。