ゴミ屋敷のリスクと危険性
ゴミが山ほど溜まってしまった状態のゴミ屋敷は、見た目が汚いとか悪臭が漂うだけではありません。
一軒家の場合だと、外にまでゴミがあふれるため道路が狭くなり、周辺住民の通行の妨げになります。
また、ゴミを長い時間放置することによって害虫やねずみが発生るため、近所の住民との間でトラブルに発展する可能性が高くなります。
また、ゴミ屋敷の住み続ける人も、健康を損なう危険性が高くなります。
掃除をしないからホコリが溜まり、ダニやカビなどでアレルギーを発症し、身体の免疫力も低下するため、重篤な病気に罹患してへたをすると孤独死すらしかねません。
そして何よりも怖いのは、火事になる可能性が大きいことでしょう。
近所の住民が一番不安に感じるのも、火事の発生だと言われております。
ゴミ屋敷には、ゴミが大量に溜まっています。その殆どのゴミは生活ゴミですから、燃えやすく、タバコの引火やトラッキング現象による引火、あるいは、放火による火災の発生の可能性が高くなります。
ゴミ屋敷問題がマスコミにも大きく取り上げられ、社会問題化するにしたがい、自治体においても、条例を制定することによって最終的には処分までできるようになりました。
このため、法的措置を取られる可能性も高いので、そうなる前に、自分でなんとか片付けるようにしたいものです。